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夜心です。

多くの人は自分の気持ちを分かって欲しいと考えていると思います。

ここを読んでくださっているあなたも、その気持ちがあるかもしれません。

しかし、自分の気持ちを分かって欲しい割には、
気持ちを『察して欲しい』と願っている人が多いように思われます。

今日はそんな

『自分の気持ちを察して貰おうとするのを辞める事』

に付いてお話したいと思います。

気持ちを察して貰えず拗ねてしまう

『どうして私の気持ちを分かってくれないの!』

『誰も私のこと分かってくれない!』

『あなたには私の気持ちが分からないよ!』

あなたはこのように思ったことはありませんか?

人と言うのは自分の気持ちを分かって貰いたいといつも思っているものです。

しかしそこで、自分の気持ちを相手に分かってもらう時に、

『察して貰おう』

とすると、途端に上手くいかなくなります。

人は相手の気持ちをそこまで読めるようには出来ていません。

過去にあなたと同じような事を経験した人が居たとしても、
ある程度の部分までは理解できるかもしれませんが、
あなたの苦しみを100%理解する事は、あなた以外出来ないのです。

なのであなたの気持ちを、理解しようとしてくれる人がいても、

『察して欲しい。』

と思っていては、まず殆ど伝わりません。

そしてある時、見当外れな事を言われて、

『私の気持ち分かってくれてない!』

と言って、拗ねてしまう。

折角自分を理解しようとしてくれている人がいるのに、
自分から突き放してしまうのです。

そうして、最後には、

『自分は人から理解されない人間なんだ。』

というセルフイメージが出来てしまいます。
(セルフイメージについて⇒『セルフイメージを変えて自分嫌いを克服する』

拗ねるのスパイラルに陥る

『自分は人から理解されない人間なんだ。』

と言うセルフイメージが出来ると、次はあなたの周りに、
自分が人から理解されないと言う理由が集まってきます。

あなたの事を理解ようとしてくれる人も大勢いるのに、そこに目が行かなくなり、
自分を理解してくれない発言や行動ばっかりに、目が行くようになるのです。

そうやって自分でわざわざその理由を探して見つけているのに、

『ほらね、私の気持ちを理解してくれる人はいないんだ。』

と、言って1人でどんどん拗ねていってしまう。

周りが、助けてあげるよと手を差し伸べてくれているのに、

『そんな事言って、どうせ本当は助けたいなんて思ってないんでしょ。』

と言って、自分から手を跳ね除ける。

そんな事を何度もしている内に、手を差し伸べてくれていた人達が、

『そこまで言うならもう知らん。自分でなんとかしなさい。』

と言って離れていってしまう。

そして、その離れていった人を見て、

『ほらね、やっぱりね、私のこと分かってくれないじゃん。』

と言ってまたまた拗ねる。

こうやって、悪循環に陥ってどんどん拗ねていってしまうのです。

何故、そこまでして拗ねてしまうのか

何故このように、人はここまで拗ねてしまうのでしょうか?

それは、

『人から理解されない自分。』

と言うセルフイメージを『守る』為。

拗ねている人達は人から気持ちを理解して貰いたいと思っている反面、
自分の気持ちを理解されると、

『人から理解されない自分。』

のセルフイメージが壊れ、戸惑ってしまいます。

人から理解される事で、

『あれ?私は理解されないはずなのに理解されてしまった。』

と、どうして良いか分からなくなるのです。

だから、『拗ねる』と言う行動を使って、
『人から理解されない自分』を守ります。

つまり、人から理解してもらいたい気持ちもあるけれど、

実は人から理解されるのを怖がっているのです。

このギャップがあるから、どうにも苦しくなる。

そして自分がどうしたら良いのか分からなくなるのです。

その状態から抜け出す為にも、
今から少しずつそのギャップを取り除いていきましょう。

自分の気持ちを分かって貰うために

これまであなたが気持ちを分かってもらえないと思っていたのは、
自分の気持ちを知られるのが怖かったから。

その怖さで苦しんでいました。

なので、その怖さを受け入れるために、
まずは心の準備から始めましょう。

それでは、最初に、次の2つの言葉を自分に言い聞かせて下さい。

『自分は人から理解されてもいい。』

『自分は人から理解されなくてもいい。』

まずは『理解されてもいい。』と自分に許可を出す事によって、
『人に理解される恐怖』を取り除き、
人から理解される事への、受け入れる心の準備をします。

そして次は『理解されなくてもいい。』と言い聞かせる事によって、
『理解されたい。』と言う執着から手を離す事。

不思議なもので『理解されたい。』と思えば思うほど人から理解されなくなります。

逆に『理解されなくてもいいや。』と思っていれば、理解される事が多いのです。

だから『理解されたい。』と言う執着を手放し、人からの理解を得る為に、
『理解されなくてもいい。』と自分に言い聞かせてください。

そして最後に一番大切な事、それは自分の気持ちを『察して貰う』のではなく、
素直に自分の気持ちを『ちゃんと言葉にする事』

『1人で寂しかった。』

『ああ言われて、悲しかった。』

『理解されない事が、怖かった。』

『あなたの気持ちが凄く嬉しかった。』

『一緒にいられて、楽しかった。』

等々、その時思った、感情を素直に相手に言葉にして伝えてください。

そうすれば、必ず相手に気持ちが伝わりますし、
ちゃんと相手も受け取ってくれます。

もしそこで受け取ってくれない人は、
あなたの人生において必要のない人です。

『理解されなくてもいい。』と言い聞かせている事ですし、
そういう人とはスッパリ距離を置き、
他にちゃんと受け取ってくれる人を探してください。

そうやって行動しているうちに、
少しずつ自分に素直になっていけることでしょう。

まとめ

もしもあなたがこれから、

『自分のことを理解してもらえない。』

『誰も自分のこと分かってくれない。』

そう感じたときは、

  • 『人から理解されてもいい。』と自分に許可を与える
  • 『人から理解されなくてもいい。』と理解される事から執着を手放す。
  • 『自分の気持ちを言葉で伝える。』

以上の3つを意識して実践してくださいね。

ではまた次回。

夜心でした。

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