夜心です。

今回は「視力」とそれを低下させる「自己暗示」についてのお話です。

あなたは次のような言葉を聞いたことがあるでしょうか?

  • 「暗いところで本を読むと、目が悪くなるから止めなさい。」
  • 「ゲームばかりしていると、目が悪くなるぞ。」
  • 「ブルーライトは目に悪いらしいよ。」

子供の頃に、このような感じで、「○○すると、目が悪くなる。」という言葉を言われたことがあるのではないでしょうか?

実はこの言葉、視力が低下する原因・・・とまでは言いませんが、あなたの視力を低下を促す、強力な暗示文になっている可能性があります。

なので、今回は、視力の低下を促す暗示を例にして、私たちの中には強力な暗示がいっぱい存在しているんだなと言うことをお話していきたいと思います。

目が悪くなる自己暗示

さて、先ほどの「○○すると、目が悪くなる。」という文なのですが、この言葉、考えてみると凄く自然に私たちの中にあるように感じられます。

子供の頃に何度も注意され、それが当たり前のようになっていると思いませんか?

「暗いところで本を読むと、目が悪くなる。」

なんでかは知らないけど、当たり前のことに感じませんか?

私たちは普段、暗いところで本を読もうが、寝る前に好きなだけスマホを弄ろうが「○○すると、目が悪くなる。」とは意識をしていません。

しかし、それは意識はせずとも、心の奥底では確実に根付いているのです。

暗いところで本を読んでも、「あー、目が悪くなるなぁ。」とは思いません。でも、暗いところで本を読むのは目が悪くなると言うのは確かに知っている。

寝る前にスマホを好きなだけ弄っている時も、「ブルーライトって目に悪いんだよなぁ。」とは思いません。でも、ブルーライトが目に悪いのは確かに知っている。

何故なら、それは私たちの心の中にある当たり前の一つだから。

つまりはその言葉を信じているのです。

だから私たちは、暗いところで本を読めば、「目が悪くなる」と無自覚で自分に言い聞かせながら本を読むことになります。

「目が悪くなる」と信じながら、暗い中、本を読むのです。

寝る前にスマホを好きなだけ弄れば、今やってることが「目に悪い」と無自覚で自分に言い聞かせながら、スマホを弄ることになります。

「目に悪い」と信じながら、スマホを弄るのです。

・・・「そりゃあ、目も悪くなるわ」とは思いませんか?

暗示の取捨選択

ここまでの話いかがでしょうか?

暗示が直接、視力低下の直接的な原因でないにせよ、「あぁ、確かに・・・。」と思えるのではないでしょうか?

今回の話のように、意識はしていないけれど、確かに知っている。といった、無意識まで落ち込んだ暗示というのはとても強力です。

暗示が無意識まで落ちてくると、それはあなたにとって「信じている事」になるのですから。

そして、これは今回の「視力」の話に限った話ではありません。

私たちの無意識には、こう言った意識はしていないけれど、信じている。といった言葉がたくさん眠っています。

それらは、あなたにとって、良い効果を促すものもあれば、良くない効果を促すものもあります。

もし、その良くない効果を促す暗示が、あなたの足を引っ張っているのだとしたら・・・なんとかしたいですよね?

その為には、まず、無意識まで落ちた暗示を自覚する必要があります。

例えば、今回の話では「○○すると、目が悪くなる。」と言う暗示が私たちの無意識にあることが自覚できました。

こうして暗示を自覚した後は、選択をすればいいのです。

その暗示を信じるのか、信じないのか。それはあなたの自由です。

暗いところで本を読む、寝る前にスマホをずっと弄る、等々、目を酷使すれば、結果的には視力は低下するかもしれません。

ですが、そこで「私は目が悪くなる」と「信じている」のか「信じていない」のか、それだけで結果が少し変わってくるような気がしてきませんか?

私たちには、目や耳に入ってきた言葉や暗示を、「受け入れる」のか「受け入れない」のか、「信じる」のか「信じない」のか、それを選択する自由があります。

ちなみに今回の話を信じるのか、信じないのか。それもあなたの自由です。(笑)

こうやって、繰り返し自分の中にある暗示と向き合って、それを「信じる」のか「信じない」のか、選択を繰り返していけば、私達の人生はより良いものになっていくのではないかと僕は考えています。

このブログでは、そう言った私たちの中にある暗示に気付く為のヒントを情報発信していくつもりですので、是非今後ともよろしくお願いします。

それでは今日はこの辺で。

意見や感想、質問等、いつでもお待ちしております!

夜心でした。