夜心です。

今日は願いを叶える方法についてお話したいと思います。

あなたは今「こうなりたい。」という願いはありますか?

「幸せになりたい。」

「痩せたい。」

「仕事が出来るようになりたい。」

等々、こんな感じで願いを持った事があるのではないでしょうか?

今日は、そんな願いを叶えるための言葉の使い方をお話したいと思います。

是非最後までお付き合いください。

「願い」と「思い」

まず、願いを叶える為の言葉の使い方を教える前に、願いというものについてお話したいと思います。

今回お話する「こうなりたい。」という願いなのですが、実はこれには大きな落とし穴があるのです。

それは何かというと「こうなりたい。」と未来を願うと同時に「今、自分が自分のことをどう思っているのか?」という今現在の自分への思いがセットになってくるのです。

願いというのは今の自分がそうではないから願うので、どうしても逆の思いがセットでついてきてしまいます。

つまりどういうことかというと、例えば「幸せになりたい。」と願った場合、この言葉の裏には「幸せではない私」がいることになります。
なので「私は幸せではない。」「私は不幸せである。」という思いがセットでついてくるのです。

それはどの願いでも同じで、「痩せたい。」と思えば、今現在「痩せていない私」がいるのです。
だから「私は痩せてない。」「私は太っている。」という思いが。

「仕事が出来るようになりたい。」と願えば、今現在「仕事の出来ない私」が存在することになります。
だから「私は仕事が出来ない。」という思いがセットでついてくるのです。

そしてそれは強く願えば願うほど、「今の自分がそうではない。」という思いが強まってしまいます。

「幸せになりたい。」と思えば思うほど、「私は幸せではない。」という思いが強くなるし、「痩せたい。」と思えば思うほど、「今私は太っている。」という思いが強くなってしまいます。

「私は幸せではない。」と思い続けながら幸せになれる気がしますか?

「私は太っている。」と思い続けながら痩せられる気がしますか?

「私は仕事が出来ない。」と思い続けながら仕事が出来るようになる気がしますか?

自分がこうなりたいと願えば願うほど、逆の思いも強まり、皮肉にも願望から遠ざかってしまう・・・なんてことは珍しくはないのです。

このことからこのブログでは基本的に「願いが叶う。」という表現は使わず「思いが叶う。」という表現を敢えて使っています。

あなたが願いを持つ時、あくまでも叶うのは「願い」ではなく、願いとセットになった「思い」であるということを覚えておいてください。

願いを叶える魔法の言葉

さて、こんな感じで、願いには落とし穴があるという事が分かってもらえたかなと思います。

この落とし穴にハマらないために、これから願い事をする時の言葉の使い方を覚えていってもらえたらなと思います。

この落とし穴を回避する言葉の使い方、それはとても単純です。

願い事の頭に「もっと」という言葉をつけてください。

「幸せになりたい。」と願うのであれば「もっと幸せになりたい。」

「痩せたい。」と願うのであれば「もっと痩せたい。」

「仕事が出来るようになりたい。」と願うのであれば「もっと仕事が出来るようになりたい。」

このように、願い事の頭に必ず「もっと」をつけてあげてください。

こうすることによって、さっきとは違って「願い」と「思い」が同じ方向を向くのです。

「もっと幸せになりたい。」この言葉の裏には、「私は今幸せである。」という思いが存在しているのです。
既に「幸せな私」がいるからこその「もっと」というわけです。
なので「もっと幸せになりたい」と願えば、「私は幸せだ。」と思いながら幸せを目指す事が出来るわけです。

「もっと痩せたい。」も同じです。この言葉の裏には「私は今、痩せている」という思いが存在していて、「痩せている私」がいるからこその「もっと」がつくのです。
なので「もっと痩せたい。」と願えば、「私は痩せている。」と思いながらダイエットに励む事が出来ます。

「もっと仕事が出来るようになりたい。」この言葉の裏には、「私は仕事が出来る。」という思いが存在します。
「仕事の出来る私」がいるからこその「もっと」です。
なので「もっと仕事が出来るようになりたい。」と願えば「私は仕事が出来る。」と思いながら仕事に打ち込む事が出来ます。

このように、願い事の頭に「もっと」をつけるだけで、同じ目標を目指すにしても「思い」が変わってきます。

「私は幸せじゃない」と思いながら、幸せを目指すのか。
「私は幸せだ。」と思いながら、幸せを目指すのか。

「私は太っている。」と思いながら、ダイエットするのか。
「私は痩せている。」と思いながら、ダイエットするのか。

「私は仕事が出来ない。」と思いながら、仕事をするのか。
「私は仕事が出来る。」と思いながら、仕事をするのか。

これだけでも、結果が変わってくる気がしませんか?

願い事の頭には必ず「もっと」をつける。

これを忘れないようにしてください。

願いを叶える魔法の言葉 まとめ

それでは今回のまとめです。

  • 「願い」をすると必ず「思い」がセットでついてくる。
  • 「願い」が叶う訳ではなく「思い」が叶う。
  • 「願い」と「思い」を同じ方向にするために、願い事の頭には必ず「もっと」をつける。

このことを是非覚えておいてください。

それでは今日はこの辺で。

ご意見ご感想いつでもお待ちしております!

夜心でした。