「当たり前」にご用心

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夜心です。

『合唱団なんだから歌って当たり前!』

『お金取って演奏聴きに来てもらうんだから上手に歌うのは当たり前!』

これは僕が大学生の頃合唱団に所属していた時に、
先輩から言われた言葉です。

実際その通りで正論だけれども、何故だか妙に、
『当たり前』と言う言葉に違和感を感じたのを覚えています。

『こんな当たり前の事も出来ないのか!?』

『こんな事やって当然でしょう!?』

あなたは人からこのように言われてイラッとした事はありませんか?

もしくは、何かで失敗した時、

『こんな当たり前の事も自分は出来ないのか・・・。』

と、自分を責めて落ち込んでしまったことはありませんか?

『当たり前』は私達が普段から良く使う言葉ですが、
使い方を間違えれば、相手を追い詰めたり、
自分自身も追い詰める事になりかねません。

今日はそんな『当たり前』についてお話していきます。

『当たり前』に縛られると凄く苦しい

『当たり前の事を当たり前にする。』

この言葉はビジネスパートでよく使われる言葉です。

僕も初めてバイトしたコンビニで
オーナーに言われたことがあります。

その時は確かにその通りだと思ってました。

しかし、実際に

『当たり前の事を当たり前にする。』

と言うのは実に難しいのです。

  • 寝坊、遅刻をしないのは当たり前。
  • 挨拶するのは当たり前。
  • 人に迷惑かけないようにするのは当たり前。
  • 嘘をつかないのは当たり前。
  • 約束を守るのは当たり前。
  • 時間を守るのは当たり前。
  • 笑顔で接客するのは当たり前。
  • エトセトラエトセトラ・・・。

私達には常識的な『当たり前』が本当に多いのです。

それ故に、『当たり前の事を当たり前にする。』
と言うのは難しいのです。

確かにこれが出来れば、人からの信頼、信用は得られるでしょう。

でも、もし『当たり前』が出来なかったら?

あいつはこんな当たり前の事も出来ないやつだとレッテルを貼られる。

こんな当たり前の事も出来ないのかと自分を責める。

当たり前の事が出来ない人にイライラする。

当たり前の事をしていないのに、認められている人にイライラする。

当たり前の事が出来ない自分にイライラする。

あの当たり前も、この当たり前も、その当たり前も全部全部こなそうとして、
当たり前の事を当たり前に出来るように、頑張って頑張ってひたすら頑張って。

そして心が壊れてしまう。

今の世の中、そんな人が大勢いるように思えます。

『これが当たり前だ。』

『出来て当然。』

そんな『当たり前』に縛られてしまうと凄く苦しいのです。

『当たり前』のモノサシを使わない

私達はいつの間にか『当たり前』
というモノサシで人を見てしまう癖があります。

『当たり前』と言うのは言い換えれば、
『~するべき』『~してはいけない』と言う思い込みです。

例えば、『人に迷惑をかけないのは当たり前。』は
『人に迷惑をかけてはいけない。』と同じ事。

『人に迷惑をかけてはいけない。』と思い込んでいるから、
人に迷惑をかけられるとその人に対してイライラするし、
人に迷惑をかけると自分に対してイライラするのです。

そしてその『当たり前』を持っていない人間に対して、
攻撃的になってしまいます。

『どうしてあいつはこんな当たり前の事が出来ないんだ。』

その『当たり前』を持っていない人にとっては、
『当たり前』が『当たり前』ではありません。

その人には別の『当たり前』があるのです。

『迷惑かけてはいけない。』が当たり前の人がいれば、
『お互い様なんだから迷惑をかけても良い。』が当たり前の人もいるのです。

自分の『当たり前』が正しいと思い込んでいると、
相手の『当たり前』を受け入れられません。

だから、自分の『当たり前』で相手の『当たり前』を
ねじ伏せようとしてしまうのです。

お互いに相手を受け入れる体制が
出来ていなければ何も解決しません。

余計イライラするだけです。

場の空気も悪くなるだけ。

そうやってイライラしない為にも、自分の『当たり前』というモノサシで、
人を計らないように気をつけましょう。

『そんな考え方もあるんだ。』

と、受け入れる体制を作っていった方が
イライラもせず穏便に済むのです。

『当たり前』を疑う

もしもあなたが人や自分を『当たり前』のモノサシで見てしまって、
イライラしてしまった時は、『当たり前』を『疑う』事を試してみてください。

何故自分はイライラしてしまったのか?

それを考えればそこにあなたの『当たり前』があります。

そして本当にこの『当たり前』は『当たり前』なのか?

そうやって疑う事。

人には色々な考え方があります。

人にはもっと色々な広い世界があります。

しかし自分の『当たり前』に固執してしまうと、
あなたはその『当たり前』の世界でしか生きられないのです。

当たり前のように自分らしく生きている人がいます。

当たり前のようにいつも楽しそうに自由に生きている人がいます。

あなたの持っている『当たり前』が無い世界がいっぱいあるのです。

しかし、あなたが今もっている『当たり前』の世界に固執してしまえば、
そういう人達を見て嫉妬します。

自分で『当たり前』の中でしか生きられないようにしているのに、
『どうせ私には無理ですよ』って。

これを拗ねていると言います。

なのでもしも、あなたの『当たり前』に
当てはまらない人が出てきてイライラした時は、

『私の思っていた「当たり前」は「当たり前」じゃない?』

と、疑う事。

そして、今まであなたに無かった『当たり前』を
『こんな考え方があるんだ。知らなかった。』
と、受け入れる事。

最後に
『私は別の世界に行っても良いのかもしれない。』
と、許可を与える事。

を順番に行ってください。

このステップを踏む事であなたは素直になる事ができ、
感情を振り回される事は無くなることでしょう。

『当たり前』でイライラした時というのは、
あなたの世界を変えるチャンスがやってきているのです。

『当たり前』を変える

『当たり前』を、『疑う』、『受け入れる』、『許可を与える』

このステップを踏むと、あなたの『当たり前』に選択肢が出来ます。

今までの『当たり前』と新しい『当たり前』を選ぶ事が出来るのです。

この選択肢が増えれば増えるほど、
あなたは色々な世界を知る事が出来るし、
『当たり前』に追い詰められる事もなくなります。

そうやって『当たり前』を少しずつ変えていけば、
自分らしく自由に生きる事だって夢ではありません。

もし、あなたが普段の生活の中でイライラすることに出くわしたら、

  • 自分の中の『当たり前』を探って疑う事。
  • 新たな『当たり前』を受け入れる事。
  • 自分は新しい世界に行っても良いと許可を与える事。

以上の3ステップを是非実践していってください。

ではまた次回。

夜心でした。

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