bsPAK93_heyadehitoribocchi20140322

夜心です。

今日のテーマは『ネガティブ思考』についてです。

今の世の中、仕事のストレスや疲労等で、
ネガティブ思考に陥ってる人も多いかと思います。

ネガティブ(マイナス思考)の反対はポジティブ(プラス思考)。

ネガティブと言えば悪い事。

ポジティブと言えば良い事。

そんな風に捉えて、ネガティブ思考に陥れば、

『ネガティブに考えちゃいけない、ポジティブに捉えなきゃ。』

そう考えてしまいがちです。

しかし、今日は

『別にネガティブ思考になってもいいじゃないか。』

そんな話をしていきたいと思います。

ネガティブ思考から抜け出せないのは何故か

さて今日の主役は世間一般での敵役、ネガティブ思考ですが、
ここを読んで下さっているあなたもネガティブ思考に陥った事は
数え切れないほどあるかもしれません。

『あぁ、今日も失敗したなぁ。』

『あんな事言って嫌われたんじゃないかなぁ。』

『嫌な事言われちゃった。』

『本当に自分はダメな奴だなぁ。』

『上手くいかないのは全部自分が悪いんです。』

そんなネガティブなことを考えて、

『これじゃいけない!もっとポジティブに考えないと!』

『いやいや、失敗なんてもう忘れよう!』

こんな風にネガティブ思考を辞めようとしていませんか?

シロクマのことは絶対考えないで下さいと言われれば、
シロクマのことを絶対に忘れられないのが人の脳です。
(シロクマの実験については↓の記事で説明しています。
どうにもならない事で悩んでいませんか?

それと同じで、ネガティブに考えちゃいけないと思えば思うほど、
ポジティブに捉えなきゃと思えば思うほど、
ネガティブ思考からは抜け出せません。

人間の脳は天邪鬼。

だから、ネガティブなことを考えている時に、
ポジティブに考えようとしてもまず出来ません。

ポジティブに考えようとすればするほど、
ネガティブが顔を出します。

『ポジティブに考えよう』

『失敗を忘れよう』

と言うのは、今その時のネガティブから目を逸らすと言う事。

根本的な悩みが解決されるわけじゃないから、
ネガティブな感情は、あなたの中に残ったままです。

そんな感情を見えないように、
あなたの心にある箱の中に閉じ込めて無かった事にする。

すると、いつの日かそのネガティブが何かのきっかけで
目を覚まして暴れ出し、また辛い思いをするのです。

もしあなたが、ネガティブな感情を持ってしまったとしても、
それは他の誰でもないあなた自身なのです。

それをネガティブはいけないと遠ざける、目を逸らす、
と言う事は、自分自身を拒否すると言う事。

自分自身を拒否していては、
ポジティブに考える事は難しいのは明白です。

ネガティブ思考に陥った時は?

ネガティブな思考に陥った時に必要なのは、
ネガティブな事を考える自分も、自分だと認める事。

ネガティブな感情から、逃げるのではなくて、受け止める事。

ネガティブな感情を追い返すのではなく、招き入れる事。

ネガティブな自分を、

『苦しかったね、辛かったね、悲しかったね。よしよし。』

と、慰める事。

ネガティブを認める、受け止める、招き入れる、慰める、
と言う事は、ちゃんとその感情を感じきると言う事。

自分が悪いわけでもなく、誰かが悪いわけでもない。

ただただ、感じる事。

悲しくて泣きたいなら泣けばいい。

辛くてイライラするなら怒ればいい。

その感情を感じきったら、そのネガティブな感情とはさよなら。

スッキリとした気持ちで次へ進めます。

もし、またやってきた時は、『また来たのね、いらっしゃい。』
と言ってまた素直に受け入れてあげましょう。

私達は人間ですから、誰だってネガティブになる事はあります。

いつもポジティブだなと思っているあの人も、
実はネガティブから目を逸らしているだけかもしれません。

もしそうなら、相当苦しいはず。

いつか、今まで目を逸らしてきたネガティブな感情が
一気に爆発し、一瞬で鬱になる可能性だってあります。

そうならない為にも、ネガティブな感情とは上手に付き合いましょう。

ネガティブな感情と上手に付き合えるようになれば、
自然にポジティブな感情とも付き合えるようになります。

ネガティブな感情も、ポジティブな感情もあなたの一部なのですから。

『ネガティブな感情もこっちおいで、受け入れて感じきってあげるよ。』

そんな気持ちで今日からネガティブな感情と付き合っていきましょう。

ではまた次回。

夜心でした。

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