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夜心です。

今日は『世の中は本当に甘くないのか?』

という事についてお話したいと思います。

私達は子供の頃から現在に至るまで、

『世の中はそんなに甘くない』

『社会に出たら厳しいぞ』

と教わって育ってきました。

その為、実際に社会に出た時、
言われた通りの現実を目の当たりにして、
世間の冷たさに、社会の厳しさに
負けないように頑張っている人が沢山います。

ここを読んで下さっているあなたも

『世の中は甘くない』

『社会は厳しいものだ』

と思って、毎日世間の荒波に負けないよう
一生懸命頑張って生きているのかもしれません。

しかし、ここで少し立ち止まって考えてみて欲しいのです。

本当にあなたが思っているほど世の中は甘くないのでしょうか?

本当は世の中はもっと甘く、暖かいモノではないでしょうか?

今日はそんな話をしていきたいと思います。

『世の中甘くない』は他人の価値観

『世の中が甘くない』

『社会は厳しいものだ』

そう考えて生活している人は数多くいます。

しかし、私達は生まれたばかりの頃から、
そう思っていたかというと、そんな事はありません。

寧ろ、生まれたての頃は、周りから祝福され、
皆から笑顔を向けられ、暖かい環境の中で、
育ってきた人が大半のはずです。

では、いつその考えが出来たのかと言えば、
学校に入学して実際に社会に出るぐらいまでに出来上がります。

私達は成長するにつれ、学校の先生や親から、
学歴がないと苦労するから良い学校へ行け、
安定した収入を得るため良い会社へ就職しろと、
社会の厳しさを叩き込まれます。

ここから分かるように、『世の中甘くない』という考えは、
元々私達の中にあった価値観ではなく、
親や先生から貰った、他人の価値観なのです。

他人の価値観で生きてしまっている人は、
他人から教わった『こうあるべき』という考え方を、
なんとしても守ろうとします。

何故その価値観を守ろうとするのかと言えば、
それが他人から貰った価値観であったとしても、
自分が間違っていると認める事が怖いからです.

自分は間違っていないと信じたいが故に、無意識の内に
世の中の甘くない理由、社会の厳しい理由を必死にかき集めます。

そうしてかき集めた理由を見て、

『ほらやっぱり世の中は甘くないんだよ』

『やっぱり社会は厳しいんだよ』

と言って自分は間違っていなかったと安心出来るのです。

例え、実際に社会の厳しさに触れ、
それによってどれだけ苦しい思いをしようとも、
自分の考えが間違っていると認める事の方が怖いと思ってしまいます。

そうやって自分の考えと思っている他人の価値観を優先して守りながら、
辛い現実を我慢してどんどん受けていくうちに、
次第に耐え切れなくなって、鬱になったり、
自分はダメな人間だと思い込むようになってしまうのです。

世の中甘くないと思っていたけれど・・・

僕も例外ではなく、子供の頃から

『世の中は甘くない』

『社会は厳しい』

と言われ育ってきました。

『本当に困っても誰も助けてくれたりせず、
全部自分で何とかしないといけないのかも。』

『毎日ストレスを溜めながらひたすら我慢をして、
仕事をしなければならないのかも。』

と、言われていた以上に社会は厳しいモノだと思っていたのです。
そう思っていたせいか、実際に社会に出るまでは、
社会の厳しさが分かる様な情報が沢山僕の元へ飛び込んで来ました。

おかげで必死に就職活動をして、
そんな厳しい社会へ自ら飛び込むという事に恐怖を感じていました。

しかし、極端に社会は厳しいものと思っていたせいか、
実際に社会に出てみたら

『あれ?意外と社会は優しいのか・・・?』

『意外と世の中、暖かいぞ。』

と思えたのです。

これが僕の自分の価値観を疑った瞬間でした。

毎日目の前にあることを精一杯こなして過ごしていたら、
僕を助けてくれる人がいっぱい居ました。

僕の事を尊敬してると言ってくれる人も何人かいました。

僕の事を仕事が出来る人という目で見てくれる人も沢山いました。

職場の労働環境は長時間労働や、サービス残業、休日出勤等、
お世辞にも良いとは言えませんでしたが、
そんな周りの人の暖かさが感じられて、充実感もあり、幸福感もあり、
楽しく仕事が出来ていました。

『世の中思ったより暖かい。』

そう気付けたからこそ、厳しい労働環境の中でも

『どんなに厳しい環境の中にでも暖かさがある。』

そう思えたのです。

世の中は思ったよりも甘いし暖かい

もしも、あなたが自分の価値観が間違っている事を
恐れているのであれば、

『自分の考えは実は間違っているのかもしれない。』

『自分の考えが間違っていてもいい。』

と思うことから始めてください。

そして世の中は甘くないと考えているのであれば

『世の中は思ったより甘いの・・・かも。』

と考えるようにして下さい。

こう考える事であなたの価値観が少しずつ
他人の価値観から自分の価値観へと変わってきます。

世の中は甘くないと思っていれば
世の中の甘くない部分が集まってきます。

そして世間の冷たい部分しか見えなくなるのです。

逆に世の中はもっと甘いものだ、暖かいものだと思っていれば
どんどん世の中の甘い部分、暖かい部分が集まります。

そして、どんな環境にいたとしても
暖かい部分も沢山見えてくるのです。

『世の中思ったより甘いのかも。』

そういう目で周りを見る事が出来れば、
あなたの周りの人が暖かい人でいっぱいだったと言う事に
気付く事が出来るかもしれません。

今日からは是非

『世の中は甘くない。』

と言う価値観を取り払って、

『世の中は意外と甘いし暖かい。』

と言う目で世の中を見てみて下さい。

そう思いながら世の中を見る事で、今まで見えていなかった、
世の中の暖かい部分が見えるようになるはずです。

ではまた次回。

夜心でした。

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