bsPAK74_ookawagomennasai1209

夜心です。

今日は自分に自信がない人特有の
『謝り過ぎる事』についてお話していきたいと思います。

あなたは一日に何回『ごめんなさい』を使いますか?

流石に数えてはいないと思いますが、言われてみれば、
よく使ってるかも、という印象はあるかもしれません。

僕も一時期そうだったのですが、自分が嫌いな人、
自分に自信がない人は、基本的に謝り過ぎです。

僕も『お前謝りすぎ。』と叱られたことがあります。

人と話すときに口を開けば必ず

『ごめんなさい。』
『すみません。』

が何度も出てしまうのです。

もし、あなたが

『人から嫌われたくない。』

『責められるのが怖い。』

と思って謝っているのであれば、それは逆効果です。

今日から謝る回数を減らしていきましょう。

直ぐ謝るのは自分の身を守る為

自分に自信がない人というのは、謝ることによって
自分の身を守ろうとしてしまいます。

『相手から責められてしまうんじゃないか。』

『相手から嫌われてしまうんじゃないか。』

『自分が先に折れれば、波風立たずに済む。』

『自分が謝れば、相手が不快な思いをしなくて済む。』

『自分なんかに時間を使わせてしまって申し訳ない。』

そう考えてしまって、

『ごめんなさい。』
『すみません。』

と、先手を打つのです。

実際に先手を打って謝り続けていると、
責められたりする事はまずありません。

そうして、相手からの攻撃を恐れるあなたは、
また謝る事を繰り返してしまうのです。

しかし、実は謝り過ぎるという事は、
相手との間に壁を作るという事。

謝る行為をする事によって、

『謝っているので私に攻撃をしないで下さい。』

と相手に言ってしまっているのです。

もっと極端な例で言えば、上司に向かって

『セクハラなので近付かないで下さい。』

と言ってるようなものです。

すると、どうなるのかは想像に難くないと思います。

周りの人たちがどんどんあなたに近付けなくなるのです。

そして、人が近付いてこないので、
あなたは次第に寂しくなっていきます。

まだ私は認められていないんだと、更に自信がなくなり、
その度にどんどん謝る数が増えていくのです。

更に周りに対して素直になれないあなたは、
自分で壁を作ってしまっているのに

『誰も私のこと分かってくれない。』

『周りの人が私のことを避けてる。』

『誰も助けてくれないから自分でやらなきゃ。』

と自分を正当化してしまいます。

そんな空気を察して周りは更にあなたに近付かなくなる。

そして、あなたはどんどん寂しくなる。

どんどん自信がなくなっていく。

そんな悪循環に陥ってしまっているのです。

謝りすぎを受け取る側は不快に思う事もある

自分に自信のない人は、相手と話していると

『相手に不快感を与えてしまっているのではないか?』

と考えてしまう為、謝るという行動に出てしまいます。

しかし、あなたが相手との会話中に何度も謝る事によって

『なんで、そんなに謝っているんだろう・・・。』

『いや、そんなに謝らなくても・・・。』

『なんだか謝らせちゃったな・・・。』

『なんかひどい事言っちゃったかな・・・。』

このように捉える人も少なくはないのです。

あなたが謝りすぎる事によって相手に罪悪感を植え付けてしまう、
不快感を与えてしまう、そんなパターンもある事を覚えておいてください。

謝りすぎを治す為にする事

謝りすぎるを治す為には自分に自信をつける事が一番効果的です。

そうすると意識しなくても、謝る回数は減りますし、
相手と対等なコミュニケーションが取れるようになります。

しかし、あなたはその自分に自信が持てないから困っているのだと思います。

謝りすぎる事を治す為に、まず必要なのは、
自分が謝りすぎている事を自覚する事。

人と話すときに、『あ、今自分謝った。』と意識してください。

自分がどんな時に謝るのか、よく観察するのです。

自分がどういうところで謝るのか知ったら、次は
『ごめんなさい』『すみません』が
『ありがとう』に変えられないか考えて下さい。

謝りすぎな人の特徴として、『ありがとう』とお礼を言えば良い場面でも
『ごめんなさい』と言っている傾向にあります。

人は『ごめんなさい』と言われるよりは
『ありがとう』と言われた方が数倍嬉しいのです。

更に言えば、迷惑をかけてしまって謝るような場面でも

『迷惑かけてしまって、ごめんなさい。』よりは

『迷惑かけてしまったけど、助けてくれてありがとう。』

の方が格段に相手に気持ちよく伝わります。

どうしても迷惑をかけてしまった事に対して謝りたいのであれば、

『迷惑をかけてしまってごめんなさい。助けてくれてありがとう。』

と、『ごめんなさい』の後に必ず『ありがとう』をつけるようにしましょう。

『ごめんなさい』を『ありがとう』に変えるだけで、
謝る回数はグッと減りますし、
良いコミュニケーションが取れるようになるのです。

それが出来るようになったら、
後は少しずつ謝る回数を減らしていきましょう。

謝るというのは、人にぶつかったり、失敗をしたりと、
相手に行動で不快感を与えてしまった時だけで充分。

相手に不快感があったわけではないのに、
謝る事でわざわざ不快感を植えつける事はしなくてもいいのです。

こうやって、謝り過ぎる事を減らしていけば、
近付き難かった空気がなくなり
あなたの周りには自然と人が戻ってきます。

そうやって人が戻ってきたら、

『謝らなくても、嫌われなかったんだ。』

『謝らなくても、責められる事はないんだ。』

『何を恐れて、あんなに謝っていたんだろう。』

そう気付く事が出来るのです。

それに気付けたあなたは少しずつ、
自信を手に入れる事が出来るようになります。

もし、あなたが謝りすぎているのであれば、

  1. 自分が何処で謝っているかを観察をする。
  2. 『ごめんなさい』を『ありがとう』に変える。
  3. 『ごめんなさい』を減らしていく。

以上の三つを実践していってくださいね。

ではまた次回。

夜心でした。

>>コンテンツ一覧

ブログランキング参加しています

為になった、面白いと思ったらクリックしてもらえると泣いて喜びます。
↓↓↓
 にほんブログ村 メンタルヘルスブログ メンヘル 自分と向き合うへ