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夜心です。

今日のテーマは『褒める』という事についてお話します。

職場や人付き合いで『褒める』という行為は、
人間関係を円滑に進めるために必要テクニックとして、
ビジネス書などに書かれている事も多いですよね。

しかし、『褒める』事が重要と分かっていても

  • 『上手く褒められない・・・不自然になっちゃう。』
  • 『何処を褒めれば良いのか分からない・・・。』
  • 『自分から褒められても嬉しくないんじゃないかなぁ・・・。』

なんてことはありませんか?

もしそう思っているのであれば、今日から

『人を褒めようと思う前に、まずは自分を褒める。』

を意識してみてはいかがでしょうか?

『褒めよう』と思って見返りを求めていませんか?

あなたは今まで『褒めよう』と思って人を褒めていたかもしれません。

しかし、『褒めよう』と意識をして褒めるという事は、
思っていなくても、実は何かしらの見返りを求めているという事。

『こんなに褒めたんだから、私も褒めて!』

『褒めたんだから、喜んでよ!』

『褒めたんだから、私のこと好きになってよ!』

こういったことを、実は相手に求めてしまっているのです。

だから褒めても不自然になってしまう、相手が素直に受け取ってくれない。

自分に自信がないから、自分も褒めて貰いたくて、見返りを求めてしまう。

それなのに相手から思った見返りがなくて、イライラしてしまう。

今日から相手を『褒めよう』と思って褒めるのは辞めましょう。

本当に相手が喜んでくれるのは、『思わず』褒めてしまうことです。

『思わず』褒めるということ

今まであなたは人から『思わず』褒められた事はあるでしょうか?

人が出来ないような事にチャレンジして、
『ねぇねぇ、見て見て見て!』と見せて

『おぉ・・・すげぇ・・・。』

相手を笑わせようと一生懸命面白い話をしてみたら、
相手が腹を抱えて笑ってくれて

『あっはっはっはっは!やめて笑い死ぬ!!!』

こういった褒めというのは、見返りとか関係なく純粋にあなたが凄い、
あなたが面白い、と褒めてくれています。

こういった褒められ方をすると

『でしょ?(ニヤリ)』

っと、素直に褒められた事を受け取ることが出来て、凄く嬉しいはずです。

これを相手にしてあげれば良いのです。

これが出来れば褒める為のテクニックを磨く必要はありません。

まずは自分を褒めてみる

さて、この褒め方が出来るようになるために、まずは

『自分を褒める』

という事から始めてください。

人と接するというのは鏡を見るようなものです。

あなたが好きと思うから、相手はあなたを好きになってくれる。

あなたが相手に笑顔を向けるから、相手は笑顔を返してくれる。

あなたが相手を信用するから、相手も信用してくれる。

このように相手とあなたは鏡のようなもの、
相手の行動は、あなたを映し出しているのです。

相手を上手く褒められないのは、自分を褒められないから。

何処を褒めれば良いのか分からないのは、
自分の何処を褒めれば良いのか分からないから。

自分から褒められても嬉しくないんじゃないかなって思うのは、
自分は相手から信用されてないと思っているという事。
つまりは自分の事を信用していないから。

だから、まず自分を変えましょう。

自分の良い所、上手く出来たところを見つけて、
自分で自分をどんどん褒めてみましょう。

どんな些細な事でも良いのです。まずは思い出してみましょう。

もし紙とペンがあるなら書き出して見てください。

『あの時、外に落ちてたゴミを拾って、ゴミ箱へ捨てた。』

『あの時、あれだけの仕事量を時間内に終わらせた。』

『あの時、面白いことを言って笑ってもらった。』等々・・・。

こんな些細な事でいいのです。

それを見つけて実際に自分を褒めてください。

『ゴミを拾うなんて偉いね!』

『あれだけの仕事量をこなせて凄いね!』

『人を笑わせることが出来た、私は面白いね!』

次は、あなたが例え思っていなくても自分のことを褒めてあげてください。

『私は仕事が早いね!』

『私は手が綺麗だね!』

『私は人から愛されているんだね!』

自分を褒めるって結構恥ずかしい事だと思います。

ましてや思ってもない事を褒めてみるなんて。

しかし、こうする事で、あなたは褒めるということが出来るようになりますし、
相手の些細な良いところも自然と目に付くようになります。

そして自分に自信がつくから、僕から褒めてもらって、
きっと相手は嬉しいと思うようになるのです。

そうやって自分を変われば『褒めよう』と思わなくても、
勝手に相手の良いところが見えてくるのですから、
『思わず』相手を褒められるようになります。

『わー、手が凄い綺麗ですねー!』

『凄い仕事が早いですねー!』

『いやー、○○さん面白いですねー!』

『思わず』褒められるようになれば、相手も素直に喜んでくれます。

自分に自信を持っているのですから、見返りも求めることはなく、
心が揺れることはありません。

そうしてあなたの周りは自然と暖かいものになっていきます。

『人を褒めようとする前に自分を褒める。』

是非実践してみてください。

夜心でした。

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